"生命の樹"とは…?

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TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」や「ブラッククローバー」に出てくる"生命の樹"とは…?


「旧約聖書」の「創世記」2・3章。神によって創造された最初の人間・アダムとイブが初めに住んでいたエデンの園の中央には、「知恵の樹(善悪を知る樹)」と並んで「生命の樹」が植えられていたが、禁断の知恵の樹の実を食べたアダムとイブは楽園から追放され、生命の樹は人間が近づくことのないようにと神によって剣と炎で守られた。生命の樹の実を食べる者は永遠に生きるといわれ、「生命の樹」はユダヤ教やキリスト教のなかで永遠の生命の象徴として神話的に物語られている。


アブラハムが天使から直接伝授されたといわれる「カバラ」の根本経典「セーフェル・イェツィーラー(形成の書)」では、「生命の樹」を構成する10のセフィロトとその相互を結ぶ22の小径(ヘブライ語のアルファベットに対応)の本質と属性とを規定し、神が宇宙を創造するときに用いた32の秘密の知恵を明らかにしている。

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