1月23日(現地時間)アメリカの航空機大手ボーイングは、自動操縦で飛行する「空飛ぶタクシー」の試験に成功したと発表した。2017年にボーイングが買収した自律飛行システムを手掛ける新興企業オーロラ・フライト・サイエンシズが試作機の開発に着手。今回の試験ではヘリコプターのように垂直に離陸しホバリング(空中停止)した後に着陸、今後は飛行機のような水平飛行に移る技術などを試すとしている。試作機は全長9.1メートル・全幅8.5メートル、バッテリ駆動の電気モーターを使用していて航続距離は約80キロメートル。同社は自動飛行で約230キログラムの荷物を運べる「空飛ぶトラック」の開発も進めている。アメリカではライドシェア(相乗り)大手ウーバー・テクノロジーズも2023年の「空飛ぶタクシー」商用化を目指している。
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